僕が乗ってたのはこの↑写真のK75Sという750ccのバイクです。
(ココを参照→
BMW BIKES[BMWバイクだいずかん]K75SS)
この写真のK75Sは、正確にはK75「SS」になります。エンジンやホイールをブラックに変更し、スポーツタイプのサスを採用した割りとK75としては末期のモデルですね。
で、僕が乗っていたK75「S」は購入時に確認したところ「SS」では無いという話だったんですが、どういうわけか上の写真と全く同じ(車体色も含めて)K75「S」でした。多分、ショップの担当者がよく分からずに「SS」を「S」ということで販売しちゃったんだと思いますが(^_^;
K75Sは現代のKシリーズとはまるで違うバイクなんですが(そりゃそうだw)、そもそものKシリーズの共通点であった「丸くない」デザインや「縦置き」な多気筒エンジンにインジェクション、リアがモノレバー(パラレバーのご先祖様)にシャフトドライブというポイントは全ておさえたバイクでした。
しかも、このK75シリーズの750ccエンジンは今や貴重な3気筒なんです。しかもシリンダーを水平状態に寝かせてたりします(上の写真でエンジン部分に見えてる黒くて四角いものがシリンダーヘッド)。このおかげで、エンジンに関しては驚異的に整備性が良かったようです。エンジン下ろさずに殆どの整備が可能なんだとか。縦置きの3気筒エンジン自体、現代でも作ってるのはトライアンフのロケットぐらいでしょうか。。最新のKシリーズは横置きになってますしね。ま、そんだけヘンテコなバイクだったんであります。
で、当時のKシリーズのフラッグシップK100RSの縦置き4気筒エンジンから「1個シリンダーを外しただけ」という可哀想な言われようだったK75の3気筒エンジン。1気筒あたり約250ccだとして、3気筒で750cc、4気筒で1000ccという計算ですね。実際には同時に開発されていたので「1個シリンダーを外しただけ」というわけでは無いみたいです(^_^;
ま、諸事情あって(
ココ参照)ドカに乗りかえてしまったわけですが、どこまでも、いつまでも乗っていたいと思ってしまう、とーっても良いバイクでしたよ。いま僕がお気楽運転しか出来なくなっちゃったのは、ある意味こいつのせいでも有ったり無かったり・・・「人の所為にするなっ!」ってK75Sに怒られそうですが(^_^;
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